【9/2一般質問”非公式”文字起こし⑧】

2021年9月17日 カテゴリー:一般質問”非公式”文字起こし,議会
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今日で9月議会も最終日。
今日の投稿で、文字起こしも最終回です。
「情報発信については秘書広報課だけが抱えるのではなく、情報元である各原課において積極的かつ責任をもって取り組んでもらいたい」
議員としてそこまで口を出すものではないと思いつつも、一般質問の結びにおいて元行政職員として問題提起させていただきました。
行政のリソースが先細っていくこの先の社会において、市民が自ら自分たちのまちのことをジブンゴトとして捉え、行動していくことが必要不可欠です。
しかしながら、知らないことや関われないことはジブンゴトにできません。
多くのまちの情報を持つ行政が、市民に情報を伝え、まちづくりに巻き込む・・・そのコミュニケーションコストを惜しまないことで、市民と行政が力を合わせたまちづくりが叶うはず。
これからも「まちゴトをジブンゴトに」をブレない軸に据えて、活動していきたいと思います!
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(植中議長)
1番、中土翔太議員。
(1番 中土翔太議員)
是非検討していただきたいです。
「各部局でのさまざまな問い合わせによる職員の負担軽減を目的にしております」との答弁をいただきました。
現状のチャットボットの状況では、期待した回答が得られず、結局電話での問い合わせに繋がってしまいますし、せっかくチャットボットを利用した市民からすると最初から電話で問い合わせるよりチャットボットを利用した時間を無駄にし、徒労感が加わります。
このことで、チャットボット自体への期待値が下がり、仮にチャットボットで回答が得られる質問であったとしても最初から電話で問い合わせてしまうようでは導入目的から遠ざかる一方です。
チャットボットの整備に職員の手間がかかるのは重々承知の上ですが、職員の負担軽減も目的としているのであれば、もっと精度を上げないといけません。
前の項目において災害時の電話による問い合わせの対応に要する時間についても指摘させていただきましたが、チャットボットが職員の代わりに問い合わせに対応することにより、その分の時間でもって市民に向き合う時間や現場に出向く時間、新たな価値を生むような創造的な業務に充てる時間にしていただければ、市民にとっても喜ばしいことです。
現状の湖南市のチャットボットは、人工知能が学習する、いわゆるAI搭載のチャットボットではなく、職員が回答シナリオを作成するチャットボットとなっておりますが、AIチャットボットを導入することも検討の余地があると考えますが、見解をお伺いします。
(植中議長)
総合政策部長、答弁。
(総合政策部長)
再質問にお答えをいたします。
現在、チャット ボットを導入している自治体は増えてきていることも認識しておりますが、AI搭載のチャットボットは費用も高くなることから、近隣市でのチャットボットの状況やAI搭載のチャットボット導入自治体の事例等を参考にさせていただきまして、費用対効果を分析した上で、導入の検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
(植中議長)
1番、中土翔太議員。
(1番 中土翔太議員)
チャットボットは是非、研究していただきたいです。
続きまして、LINEやタウンメールはプッシュ型のツールですが、LINEはより若い世代、タウンメールは比較的高齢の方も利用されているため、当然 重なる部分もあると思いますが、一定利用者の年齢層で棲み分けています。
反対にプル型のツールであるホームページですが、こちらは市に関する情報が網羅的に掲載され、市内外問わず湖南市の情報にアクセスしようと思った際に利用されます。
同じくプル型のツールである「こなんいろ」ですが、こちらはホームページに掲載のある情報が抜粋され掲載されているのですが、現状ではホームページで事足り、ホームページとの棲み分けはできていない印象です。
わたし自身が唯一こなんいろを活用しているのがゴミカレンダーです。
こちらは、居住している地域をあらかじめ設定しておけば、自分の居住している地域のゴミカレンダーだけが表示され、便利です。
このゴミカレンダーのように、こなんいろを自分用にカスタマイズする、欲しい情報・よく使う情報にすぐアクセスできるようなツールにできないでしょうか。
たとえば、子どもの生まれ月を設定して定期健診や予防接種などのお知らせが来る、よく使うバス路線とバス停を設定しておけば次の便の時間がトップページに表示される、災害時に自分の居住地域に絞った災害情報や避難所情報がトップページに表示されるなど、個人用にカスタマイズされた情報にすぐアクセスできるアプリとなっていれば、非常に価値があると思いますが、見解をお伺いします。
(植中議長)
総合政策部長、答弁。
(総合政策部長)
再質問にお答えをいたします。
公式アプリこなんいろにつきましては、ホームページの情報から市民の皆様が生活されるに際しての身近な情報を主として発信をさせていただくアプリとして導入をさせて頂いております。
市民の皆様がより使っていただきやすいアプリとするため、議員からご提案を頂いておりますカスタマイズにつきましても、必要な費用やその効果を分析しまして、検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
(植中議長)
1番、中土翔太議員。
(1番 中土翔太議員)
子どもの生まれ月を設定してお知らせが届いたり、その日の居住地域のゴミが何ゴミであるかの通知が届いたりする機能は、実はLINE、こちらを拡張することで対応することができます。
こなんいろアプリにこだわらず市公式LINEへの一本化も可能性の一つにしつつ、今後も調査研究をしていただきたいなと思うところであります。
同じく、先ほどの道路や公園の不具合の通報ですが、こちらも例えば、大阪府四條畷市ではLINE、こちら、市公式アカウントを利用して市民から情報を受け付ける、そういった形をとっていらっしゃいます。
この仕組みは道路が陥没していたとすれば、その場所の写真や位置情報も一緒に送信できて、陥没具合やそれに伴う緊急度、当該陥没場所が位置情報でつかめる点があります。
また、台風等の災害時においても、市民から道路への倒木や土砂の流入などの情報を収集することができ、 職員によるパトロールの補完が期待できます。
LINEではないですが、高島市さんも別のアプリでこういったことを取り組んでいらっしゃいますので是非、研究調査して頂きたいなと思います。
結びになりますが、先ほどは チャット ボットについて取り扱いました。
チャットボットの整備は担当される職員に非常に負荷がかかります。
秘書広報の担当職員の方の苦労は十分、理解しております。
この場は秘書広報課を抱える総合政策部長に答弁いただいております。
しかしながら、元行政職員として敢えて指摘するならば、このチャットボットの整備に限らず、情報発信については秘書広報課だけが抱えるのではなく、情報元である各原課において積極的かつ責任をもって取り組んでもらいたいと思います。
チャットボットであれば、各原課がそれぞれの業務や事業における妥当な回答の整備に取り組むべきではないか、と本日は全部次長がお揃いでないことが残念でありますが、問題提起しておきます。
今回は2つの大きな項目で、情報発信や情報のやりとりについて問いました。職員の負担軽減の視点の情報発信を扱いましたが、冒頭でも申し上げましたとおり、市民協働の視点でも情報発信は重要です。
行政のリソースが先細っていく中、市民がまちのことをジブンゴトとして捉えることが求められています。
しかしながら、知らないことはジブンゴトにはできません。
かかわらないとジブンゴトにはできません。
市と市民がしっかりと協働できるようなまちに向かうことを期待して、私の一般質問を終わります。