本日は湖南市議会4月臨時会でした。
主に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した補正予算についてです。
この交付金は、コロナ対策のために国の財布から支出されるお金で、各自治体にかなり裁量が認められているお金です。
今回の補正予算においても様々な事業に充てられます。
市内経済の活性化と市民生活の下支えを目的に、湖南市民全員に対して1人2,000円分の商品券が配布されます。
8/1時点で住民基本台帳に登録されている湖南市民ひとりにつき、500円×4枚。
一般店用(中小小売店や個人経営店で使用可)2枚と共通用(量販店等でも使用可)2枚。
購入金額の半額まで使用可(1000円以上で1枚、2000円以上で2枚使える)。
9/1にゆうパックにて発送、到着から来年1/31まで使用可。
使用できる店舗は6月下旬から募集開始。
また、3月議会一般質問においてお願いしていたSNS媒体の双方向利用について、『LINEの機能拡張によるアンケート機能搭載』などのための予算についても盛り込まれました。
市公式LINEに登録されていない方は、改めて登録をお願いするとともに、市からのアンケート等には積極的に回答いただき、市政に市民の声を届けていただければと思います。
さらに、3月議会予算常任委員会において質疑しました、ふるさと納税のテコ入れについても、コロナによる落ち込んだ消費を喚起するために『戦略的トータルプロモーション事業者支援業務委託』が盛り込まれました。
実は、令和2年は県内他市がコロナによる「おうち時間」の充実のためか、ふるさと納税の額を軒並み大幅に伸ばす中、湖南市は横ばいでした。
財源確保の観点からも、ふるさと納税は頑張っていただきたいと思います。
庁舎や公的施設の空調やトイレの改修費や、ひとり親世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金にかかる事業実施のための予算なども盛り込まれた補正予算案について、全会一致で可決し、閉会いたしました。