3/4一般質問”非公式”文字起こし③

2021年3月24日 カテゴリー:お知らせ
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3月議会一般質問ノーカット文字起こし、今回は質問部分の後半、全7質問の内、5から6までです。
湖南市の企画部門である地域創生推進課だけではなく、選挙や教育など部局を横断して取り組んで欲しい、というのがわたしの願いです。
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5点目、投票は主権者としての意思表明の機会であり、自分たちの代表を選び、自分たちの意見を政治に反映させる選挙は、まちづくり、社会づくりへの参画の手段と言えます。
しかしながら、湖南市に限らず、選挙における若者の投票率は全国的に低水準であり、総務省においても『特に若年層への選挙啓発や主権者教育に取り組むとともに、関係機関等と緊密な連携を図り、投票率の向上に努める』としています。
この若者の投票率が低水準であることについて、湖南市の現状はどうなっていますでしょうか。
また、現状に対して市はどのような見解をお持ちでしょうか。
6点目、小中学生においても、まちのことをジブンゴトとして捉える意識を醸成することが主権者教育の観点からも大切であると考えます。
教育方針においても、「まちづくりの一翼を担うスタッフ、さらには民主国家を築き支える国民としての自覚を育む主権者教育に、小学校段階から取り組みます」と示され、認識が共有できているものと捉えております。
また、「子どもたちの地域行事への積極的な参加・参画と地域の受け入れを進め、地域の主体者としての意識を醸成する」とも示され、学校での学習のみを教育と捉えるのではなく、学校外での活動も含めて主権者教育の機会と捉えている、というふうに認識しております。
先の質問で取り上げた事業のように市長部局においても若者のまちづくりへの参画について取り組んでいるところであり、市長部局との連携も十分にとっていただきたいと考えるところであります。
若者のまちづくりへの参画について、教育委員会としてこれからの具体的な取り組みや展望はどうなっていますでしょうか。
7点目、1月26日、中央教育審議会答申において、高等学校普通科について「学際融合学科」および「地域探求学科」の新設という改革案が示されました。
この「地域探求学科」とは、「現代的な諸課題のうち、高等学校が立地する地元市町村を中心とする地域社会が抱える諸課題に対応し、地域や社会の将来を担う人材の育成を図るために、現在及び将来の地域社会が有する課題や魅力に着目した実践的な学びに重点的に取り組む学科」とされ、在籍する高校生や、その卒業生の、まちづくりへの参画につながり、地域の担い手となるものであると考えます。
特に、現在甲西高校においては、普通科の授業の一環として、地域探求の授業を市職員が行っていると伺っております。
この新たな学科である「地域探求学科」について、市としてはどういった見解をお持ちでしょうか。
また、早ければ、令和4年度より設置されるこの新たな普通科ですが、高等学校が立地する市としていち早く手を挙げて意欲を示すことが、この魅力的な学科を引き寄せるチャンスと考えますが、県立である市内高等学校への設置について、市として県に要望する機会はあるのでしょうか。
以上、ご答弁をお願いいたします。
1人以上、立っている人と、「未来湖南市政策コンテスト 最終発表 5本」というテキストの画像のようです