3/4一般質問”非公式”文字起こし②

2021年3月23日 カテゴリー:お知らせ
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本日、湖南市議会3月議会が閉会しました。
速報性は失われつつありますが、3月議会一般質問ノーカット文字起こしは進めていきます。
今回は質問部分の前半、全7質問の内、1から4までです。
今回は一括質問という、すべての質問を最初にしてしまう方式を選んだため、かなりの長文ですが、全文だからこそ、その背景や想いが手に取るように分かる…はず(笑)
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1点目、これまでも湖南市においては、若者の想いや考えを市政に活かそうという事業が行われてきました。
平成26年度から「わかもん委員会」、平成28年度から「JK課プロジェクト」、平成29年度には「未来湖南市政策コンテスト」、この政策コンテストを改良し、平成30年・31年度に「政策アカデミー」と多くの事業を実施していることからも、市としても若者のまちづくりへの参画について、その必要性や重要性は以前から認識されていらっしゃるものと捉えております。
数年にわたり色々な形で、若者向けのまちづくりへの参画の場が設けられてきましたが、このような事業を通して見えてきた課題と収穫は、どういったものでしょうか。
2点目、令和2年度において、移住定住促進事業として若者まちづくりについて予算は計上されておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、実施されませんでした。
しかしながら、令和3年度以降においては、これまでの複数の事業を通して見えてきた課題や収穫を活かし、引き続き、市による若者がまちづくりへ参画する仕組みづくりや、場づくりが必要と考えますが、令和3年度において予算が組まれている、(仮称)若者まちづくり課プロジェクト創生事業の具体的な取り組みや、その取り組みを通して描く令和3年度以降も含めたこれからの展望は、どういったものでしょうか。
3点目、中学生や高校生は、学校での授業はもちろん、部活動や学習塾など、多忙な日常を過ごしています。
そのような中高生に比べますと、大学生は行動力が増すことはもちろんですが、時間の自由度が増し、地域活動などに積極的に取り組む学生も多い印象があります。
特に、建築やまちづくり、政策などを学ぶ学生は、サークル活動やボランティア活動といった形での地域活動への参画だけではなく、実際に地域を研究のフィールドとして活用するなどし、いわゆる大学城下町においては大学生の積極的なまちづくりへの参画が見受けられます。
残念ながら、湖南市には大学は立地しておりませんが、市外在住であっても近隣の大学に通う大学生が湖南市に関わる、いわゆる関係人口として湖南市に関わってもらうことは、湖南市を活性化することと考えます。
こういった関係人口の創出について、市として具体的に取り組んでいることはあるのでしょうか。また、今後どのような展望を持っているのでしょうか。
4点目、若者にまちづくりへ参画してもらうような事業を実施するにあたり、事業自体の周知はもちろん、参画への意欲向上の面においても、情報発信が非常に重要となります。
そういった視点で過去の事業を振り返りますと、わたくしも参加させていただきました平成29年実施の「未来湖南市政策コンテスト」では、わたくし以外の市民参加がほとんどありませんでした。
翌年の政策アカデミーにおいては、少し改善され、市内のママさんグループの参加がありました。
しかしながら、依然として大学のゼミなどのグループが多かったと記憶しております。
関係人口という点で言えば、市内在住に限らず、大学生に参加してもらうことは喜ばしいことではありますが、やはり、最も参加してほしいであろう市内在住の若者の参加者が少ないことについては、少々残念に感じました。
市民参加の多少は、事業自体への興味や関心の有無によるものも当然ありますが、そもそも事業が市内在住の若者に周知されていたのか、さらには、事業の魅力について十分に伝わっていたのか、という広報についても検証の必要性があると考えます。
近年、市は従来型の広報誌やホームページによる周知だけではなく、FacebookやYouTube、LINEといった複数のSNSで多チャンネル化を図ったり、Vtuberやサブカルチャーといったコンテンツを取り入れたりと、積極的に情報発信されています。
こういった積極的な情報発信による成果は把握されているのでしょうか。
特に、行政情報を若者に届けるという目的もあったものと認識しておりますが、若者へのリーチについて効果測定はできているのでしょうか。
立ってると、「こなん政策アカデミー こなん政策アカデミーで最終発表 最終発表 中学生 アイデア 中学生アイデア・キャンプ キャンプ in湖南 若者チーム 中土、 長砂、 小玉」というテキストの画像のようです