”討論”ってなんだ!?

2021年3月15日 カテゴリー:お知らせ
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先週は月曜日から木曜日まで予算常任委員会が開かれ、令和3年度予算について審議しました。


委員会においては、まず執行部による説明を受け、それに対して質疑を行い、討論を行い、採決します。


ここで言う「討論」とは、一般的な”意見を闘わせる”という意味より狭義で、”賛否双方の立場から相互にその主張を述べて自己と反対の意思を有する議員(委員)を自らと同じ意見に賛同させることを目的とする ”ものです。


今回初めて、一般会計の来年度当初予算について、以下の内容で賛成討論をいたしました。


////////// 以下、賛成討論 //////////


 議案第 21 号 令和3年度湖南市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。


 本予算は、生田市長のもとで初めて編成・提案された予算でありますが、市民生活に混乱が生じることのない、行政の継続性が担保された予算となっております。


 予算編成方針においては、「活気ある未来都市へ ~豊かで安心して暮らせる、持続可能なあたらしいまちづくりへの始まり~」との基本テーマを掲げられました。


 新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい財政状況となることが見込まれる中の大変難しい編成となったと思いますが、目下の課題である新型コロナウイルス感染症への対応はもちろんのこと、アフターコロナの時代を見据えた前向きな予算であると捉えております。


 昨年の SDGs未来都市認定を受け、地方創生推進関連事業として「SDGs×地域資源等教育推進事業」や「(仮称)若者まちづくり課プロジェクト創生事業」といった未来志向の事業に予算が組まれており、まさに「あたらしいまちづくり」へ期待するところであります。


 また、生田市長の強みである国との連携を最大限活かしていただき、令和2年度において予定どおり進捗している石部駅周辺整備事業については、市道石原線歩道新設工事が組まれるなど、本格化するこの事業が「活気あるまち」の実現に寄与することに大いに期待するものであります。


 その他の事業においても継続性が担保された予算が組まれ、公約であった12項目については、積極的な予算計上はありませんでした。市民の期待が大きい「中学生以下の医療費無料化」をはじめ、各公約の実現に向けたプロセスについては、委員会として注視する必要があると考えますが、本予算については、「ずっとここに暮らしたい!みんなで創ろう きらめき湖南」へと繋がる予算であることは間違いありません。

 以上、賛成の理由とさせていただきます。委員の皆様の賛同をよろしくお願い申し上げます。