(1番 中土翔太議員)
総合計画の後期基本計画を策定するにあたり、市内の高校生に行ったアンケートで市内在住者の34.5%が市内に住みながら就職したい、と回答していただいているというデータをいただいています。
地域探求学科の設置は、今以上に市内在住の高校生の郷土愛を育み、 地域の担い手となってもらえる可能性がある、そういったものだと私は認識していますので、教育部局・市長部局、連携していただいて、前向きに 高校生ですね、市内の高校のことを検討して頂きたいなあ、いうふうに思います。
連携という話で言いますと、選挙ですね、こちらももっと積極的に連携する余地があるのかなというふうに思ってまして。
何を言うかと言いますと、若者選挙ネットワークというものがあります。
これは若者による若者の投票率向上運動というものでして、若い世代が政治や選挙についてもっと関心を持ってくれるように、小・中・高校に出向いての出前授業や、模擬投票を行ったり、大学祭や地域の祭り等のイベントでチラシ・グッズを配ったりというようなことをする若者のグループ、こういったものが全国各地にありまして、調べたところによると 2月現在で全国でここに、このネットワークに登録している団体が47団体、全国にあります。 ちなみに滋賀県には1団体もないということで、若者まちづくり課で何をするかっていうことはまだ具体に決まってはないと思いますけども、それに加えて、どうしても大人が、今私が大人の方に入って話ししますけども、 若者のこと、私であれば小中学生のことを当然、慮ってこの場でも話ししますけれども、やはり本人の気持ちは本人に聞くのが一番素直、自然な話だと思います。
なので、選挙に関しても若者がどうやったら選挙に興味持って行きたくなるのか、っていうことは若者に考えてもらうっていうのが自然じゃないかな、と。
それが一番効果が出やすいんじゃないかな、というふうにも思いますので、 若者の政策は地域創生の方で、今主導でやって頂いてると思うんですけれども、 こちらもあの連携を取り持って投票率向上、若者を巻き込んでというようなことをしていただきたいな、というふうに思います。
若者のまちづくりについて色々と述べてきたんですけれども、市長、最初、真ん中に立たれた時に、勇んでここに臨んで来たとおっしゃっていただいたんですけども、ここまでの話を聞いて、何か若者向けの施策について思うところありましたら、何かお聞かせ願いますでしょうか。
(生田市長)
ひとつは最初に申しましたように、そこそこの歳の人間でございます。
若い人たちの中にそういう考え方があんねやなあという思いと、私はこういう人間でございますので、非常に現実主義であります。非常に現実主義であります。
湖南市における高校というもの、まず県においては、滋賀県においては 普通科教育というものを作りすぎたと思っております。
何かひとつの技術、一芸とは言いませんが、ひとつの技術によって、これで飯食えたら、それで素晴らしいことやと思ってます。
あれもこれもあれもこれもという形は、それは望んでないと思っております。
ひとつ自信を持つということが大事だと思ってます。
湖南市における高校においては、福祉を重視した石部の高校で、これはこれとして尊重していきたいというふうに思います。
もう一つは、一時期、中高一貫で、甲西高校が中高一貫のところに手ぇ挙げたらどやって言う話がありまして、県から打診された時期もございました。
しかしながら、手を挙げませんでした。
一つのチャンスであったと思ってます。
今現在、高校教育については、もうひとつの方向、申してますように技術的な部分、明らかに、技術において、技術立国でございますので、競争相手、国内だけじゃなしに海外にも競争相手いますから、そこに対して勝負できるという人材を養成していくという形があると思います。
高校生の教育、高専も含めてですけど、まださらにこの技術レベルにおいては、まだまだだと思います。
さらにもう一歩上、さらにもう一歩上の技術を、今現在、日本は求めてるんだと思います。
そういう現実的な考え方に沿って、この地域として何ができるかいうことを考えてます。
で、大学に関しましてはありません。一時期、甲西町もね、大学誘致の話がありましたけども、これもなくなりましたし、大学が滋賀県からも撤退しようという大学もあるぐらいの時期になってますので、我々の地域範囲とは違いますので、少し考えていただきたい。
先程来、申してましたし、昨日も言ってましたように、滋賀県に求めておられる技術立国というか、技術として県が成り立っていくためには何をしたらいいかという現実的な考え方にのっとって考えております。
湖南市においても何が問題か、若者がこのまちに定住してくれるに当たって何が必要か言うたら、その方向を目指していこうと思っております。
それは具体的には、今まで12の項目の中に言いました、公約の中にも言うてる通りであります。
この現実路線に沿って、私は皆さんに提案していくつもりであります。
また先程来、話し聞いておりまして、若者の投票率が低いということ、それは、我々年寄りの責任であるのと同時に若者の責任でもあります。
非常に投票率が高い国もありますし、あるいは日本、日本以下のところもございます。
それはそれなりの理由があると思っております。
私が若い時はもっと政治に関心ございました。もっとございましたし、もっと ございました。
それが今の現在の若者が政治に非常に関心が薄いとも思っております。
それをどうするか、どうするかという話は我々が考えるのと同時に、若い子たちに聞きたいです。
自分たちの生活に政治は必要としないのかと。若い者たちは政治を必要としないのかということも聞きたいと思います。
投票率だけを見るならば、投票率を上げる方法としてはテクニック的にはございます。
それをここで披露すべきではないと思いますし、現実的な考え方もございます。
それが全てやとは思いませんが、 あれやこれや思っております。
何遍も申します、この前の議会でも非常に議員に対しては薄情なこと言うてますが、私はこういう人間でございます。その路線で行きます。
で、基本構想の中にいう若者を それなりの役割を果たしていただきたいという思いもありますし、もちろんそうですが、先程来、言うてますように代弁はしません、代弁はようしません。
仲間やと思ってますし、それはそれなりの工夫をして頂きたい。
その中で、現場において、現場において、その役割を果たしてもらうというふうに思っております。 それしか私にはございません。
まとまりのない話で悪いんですけども、そういうお考えがあんねやなということは聞いておりましたし、今後とも色々勉強させてもらいながら進めると思いますが。
その辺で話終わります。