(植中議長)
1番、中土翔太議員。
(1番 中土翔太議員)
地域探求学科については、その後の進学先であるとか就職先がまだまだ門が狭いというか、先が少ない可能性があるので、というお話だったんですけれども、あくまで地域探求学科は普通学科の再編であって、職業的な専門学科とまたあの一線を画すものであるというふうに理解をしています。
この普通科の再編に至った理由自体が、今までの大学進学がベースの 普通科の教育ですね、に偏差値で高いところは当然、大学進学をベースとした教育で良いと思うんですけれども、それ以外の進学校じゃないような学校の普通科をどういう教育をしていくのか、いうような議論から出てきた話であろうと理解しておるんですけれども、この地域探求学科に行っても 学際融合学科にしても、どちらにしても、あのなんていうんですか、人間としての力をつける、そういう教育であって、あくまでもまちづくりを仕事にしたいから進むような学科ではないんじゃないかなというふうに私は理解しておるんですけれども。
まちづくりは人づくりなので、これはもう教育部局だけの話ではないと私は思っておるんですけれども、SDGs未来都市の文脈から、学際融合学科を希望するっていうのもありだとは思うんですけども、どちらにしろ教育部局の問題ではなく、部局を横断して政策的に、わが町の高校、県立ですけれども、わが町の高校に対して、こういう学科が欲しい、いうふうな要望をするというのを検討する価値がある案件ではないのかな、という風に思うんですけれども、その辺り市長部局としてもどうお考えでしょうか。
(植中議長)
総合政策部長、答弁。
(総合政策部長)
中土議員の再質問にお答えをいたします。
市長部局としての考え方ということなんですけども、この総合的な探究の時間っていう部分でですね、この学科っていうのは重要な部分であるかなというふうに私自身は思っております。
当然、今、甲西高校の2年生の授業としてですね、 取り組まれてるんですけれども、本市の業務についてですね、各部局において高校生によるヒアリングというのが実施されています。
で、そういったことを受け入れはですね、これは市としてですね、どんどんやっていくべき、もちろんそういうふうに思っております。
なんて言うんでしょうか、探究学科のですね、設置という部分については ですね、市としてある程度の必要性は認めてはいるもののですね、そこら辺は教育部局とですね、連携しながらですね、今後考えていきたいなというふうに思っております。
そういったことでですね、若者が市に対して、いろんな部分でまちづくりについてですね、学習しようという機会はですね、決しておろそかにしてはならないというふうに考えております。
以上でございます。